国税庁さんによりますと、インボイス発⾏事業者の登録件数は、2024年8⽉末時点において個⼈事業者が約219万件、法⼈は約239万件、合計約458万件となっているそうです。そして、現在は主に新規開業・設⽴といった新たに事業を始められた⽅からの申請が多くを占めているそうです。
対象となる個人事業主・フリーランス方々の分母(数)がわからないため、どのくらいの割合がインボイス発行事業者の登録をしているかはわかりませんが、2023年3月末時点で320万件だったので、17ヶ月で138万件の増加、平均では月に約8万件の増加となっているので、ジワジワと増えているのは確かっぽいですね。
また、各地の税務署では、申請を検討している⽅からの登録要否についての相談、インボイスの交付・保存の場⾯の疑問点など、事業実態等に沿った個別相談にも対応しているとのことなので、相談したい方はご活⽤いただければと思います。
さらに、(知らなかったのですが。。)インボイスコールセンターというものがあり、インボイス制度の⼀般的な質問に対応してくれているらしいです。コールセンターに寄せられたインボイス制度に関する質問の件数は、制度開始直前である2023年9⽉の約7.5万件を境に減少傾向にあり、2024年8⽉は約1.1万件となっているとのこと。やはり確定申告を超えたあとは減少していることがわかりますね。なお、質問の内容としては、インボイス交付(売⼿の場⾯)やインボイス保存(買⼿の場⾯)に関する質問も寄せられていますが、新たに登録を検討されている⽅からの登録申請に関する質問が多くを占めてきている状況らしいです。
新規で登録する場合の疑問が多いということは、まだまだ周知されていないのか、制度がややこしいのか、いや、どちらもでしょうね、と感じてしまいました。 そんな時は、小難しい手続や登録・申請をすべて代行してくれるような税理士さんに依頼しちゃいたいところです(インボイス専門税理士集団たんぽぽ)。